高校の楽しい英語の授業
高校生が食いつくような、面白い内容の英語の授業ってどういうものだと思いますか?
例えば英語の歌を扱うにしても、しらけて歌わなかったり、ゲームものりが悪かったり…そういう中でみんなで楽しめる授業を考えています。
また、高校時代に体験した楽しかった英語の授業等もあったら教えてください!
よろしくお願いします。
歌ったりゲームをしたりというのは、シニカルでシャイな高校生相手では難しいでしょう。
一昨年の夏、図書館主催の英語セミナーで、英語の勉強をしようとしない、あるいは不得意な子供を持つ親御さんにレクチャーしたお話です。田舎町で英語を使って仕事をしていた唯一の経験者として招かれ、方法を披露したのですが、その後実際にそうした親御さんの子供たちを集めて図書館ホールで実際に試し、好評をただいた方法です。
やったのは、ロックバンド、Queenの「ボヘミアンラプソディ」という曲を聴き、この曲の背景を説明し、訳詞をし、詩の内容について話し合うというだけのものです。
理由は、ロックなので興味を持たせ易く、また、アカペラやオペラも混じるために誰が聞いても興味を持ちやすい曲であること。それから、驚くような記録を持つ楽曲であること、また歌詞が非常尾にショッキングなので、一節だけ聞くと、出席者が歌詞の全容を知りたがるので訳そうと頑張ることです。
導入として、まず、原曲を聴かせました。次に、ギネス社が2002年に実施したイギリスにおけるアンケートで、過去100年間で最高のシングル曲に選ばれたことを説明します。イギリスと言えばビートルズが有名。なのに、そうした曲をさしおいて、この曲が一位になった理由は楽曲のメロディや編曲の面白さだけではない、その歌詞にもあると説明します。
歌詞の前半半ばにこうあります。
Mama, just killed a man
Put a gun against his head
Pulled my trigger, now he's dead
Mama, life had just begun
But now I've gone and thrown it all away
この部分を訳出すれば、あとは皆、残りの歌詞の内容を知りたがるでしょう。
英文もそれほど難しくありませんから、興味を引くにはもってこいだと思います。
何故この曲が、イギリスで過去100年のナンバーワンに輝いたか?
この歌詞の言わんとするところは、最終的に何なのか?
訳し終わった後にディスカッションしてみると面白い答えが返ってきますよ。
これらの情報は、googleで「クイーン」や「ボヘミアン・ラプソディ」をひいて調べてみれば情報が取れると思います。
英文を読むことのみならず、その中身を検討したくなるという面白い授業になると思いますのでお試しを。
日本の人ってノリ悪いですよね。私は普通にSimon says...が好きでしたが、その様子では絶対無理ですね。日本の学校ならお菓子も授業中に食べちゃいけないだろうし。
普通に映画を見せるのはどうですか?字幕付きで。その中のフレーズをクイズに出したり。アメリカとかだったら授業で映画を観る時はみんなでお菓子を持ち寄ってパーティにしてたんですが、無理ですか?
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