いきなり就職活動なんて無理な話じゃないですか?
僕はもうすぐ4年生になる文系の大学生です。
就職活動が本格的にスタートする時期に入りました。
男にとって仕事は人生において大変重要ということを良く耳にします。
一番最初に入社する企業は恐らく今後の人生にかなりの影響を与えると思っています。
仕事は興味のあることをしろと親や周りからよく言われます。
僕も昔から興味のある仕事をしたいと思っていましたが、就活をしていると
それは大変難しいことに気がつきました。
例えば、僕はお菓子やゲームやおもちゃ業界に興味がありますが、先輩いわく
倍率が高くて(人気すぎて)まず自分の大学じゃ無理だろうということを教わりました。
確かにセミナーなどで高学歴リア充達を見ていると、この人たちと勝負しても
確実に負けるだろうと思ってきました。
就活を失敗したくないため自分なりに色々と業界研究というものをしました。
その結果、機械業界(精密機械や工作機械)を受けてみようと思いました。
しかし、その企業がどんな仕事をしているなんて社会に出たことが無いので
全く予想がつきませんし、ただ何となく機会系にしようかなという感じなので
志望動機なんてのも全くわかりません。
ここで実際に社会に出ている先輩方にお尋ねしたいのですが、自分の夢ではない
仕事というのはすぐに辞めたくなってしまったりするのでしょうか?
仕事は無数にあることを知りました。例えば機械でしたら測りを作る会社や
何かを作るための工作機械を作る会社など。
しかし、測りに興味のない僕が測りを作ったり売ったりする企業に入社したら
仕事経験の無い僕は今後どうなるのか予想が全くつきません。
母さんは興味のあるブライダルの仕事をしていて親父は仕事をしていないので
なかなか社会に出ている方の声を聞くことが出来ません。
何か少しでもいいのでアドバイスを下さい。
例えばお菓子やゲーム、おもちゃを作るのにも機械関連の分野が携わっていますし
(特にゲームやおもちゃと精密機械、工作機械はかなり密接な分野かと)
本気で調べればいくらでも興味を持てる仕事を探せますよ
というか就職活動ってもう少し早めの段階からするべきなのでは?
あなたの大学での勉強内容とかもある程度目的をもって選択していなければおかしいのでは?
どんな仕事でも本人の気持ち次第で興味をもてる可能性はありますが
今ひとつあなたから真剣見が感じられません
まずは入る前からやめる事を考えるよりも
できるだけ自分の希望通りの職種をがんばって目指すようにしたらどうですか?
諦めるのは最後でいいのですよ
無理とあきらめずに、とりあえず面接を受けたり、エントリーシートを書いてみたらいかがですか?
私の持論なのですが、「開き直り大作戦」というものがあります。
本当の超一流大学の学生たちは、意外にもメーカーに興味があまりありません(給料も良くはないので)。
彼らは、国Ⅰ、司法試験、外資系などに流れる傾向があります。
すると、残りは普通の一流大学生以下ということになりますが、その中で本当に優秀な学生は企業からひっぱりだこですが、多くの大学生は売り手市場といっても案外苦戦するものなのです。
そのため、多くの学生はついつい「背伸び」をしてしまいます。
面接で繰りかえされる大げさなエピソードに、面接官は聞き飽きています。
ならば、「開き直り大作戦」です。
あなたの、その悠長なところを活かして、ありのままで面接に臨んでみたらいかがですか?
本当のところ、売り手市場ということもあって、あなたのような悠長な学生はかなり多いと思います。
それを無理に面接のときだけ取り繕って、意欲満々にアピールするものですから、面接官から見たらむしろ痛々しいくらいなのです。
あなたの、社会に対する不安や知識の乏しさ、意欲の少なさを、むしろ武器にしてみたらいかがですか?
開き直ったその先に、真の意欲や、真の興味が現れてくるものです。
一言で述べるなら、「地に足をつけた就職活動」ということです。
リスクを分散させるために、さまざまな会社を受ける必要がありますが、「開き直り大作戦」によって思わぬ一流企業に内定ということもあるかもしれません。
第一志望の企業を迷わず受けてみてはいかがですか?
また、就職活動を通しての成長も十分にあると思います。
大学名が有名でなくても、本気で就職のことを考えて自分で調べて行動した人は、大学1,2年生からインターンをして就業体験を積んでいます。
その斡旋会社が世の中にはいくつもあり、最初から就職に関心をもち活動をしてきた学生は皆行動力がありコミュニケーション能力も高いので、大学名に関係なく人気企業に入社する確率が高いです。
(私はそれに関する仕事をしており想像で書いているわけではありません)
つまり、今になって「いきなり就職活動なんて無理?」と書いてるあなたは遅いし甘いのです。
とりあえず今すぐやるべきことは、少しでも興味がある業界のいろんな会社の説明会に出て話を聞き、もっと興味がもてた会社についてはその研究をすることです。
今まで何も知らなかったのなら、説明会やセミナーで聞く話はあなたにとって興味深い内容の連続でしょう。
きっと多くの事柄を吸収できるでしょうから、積極的に参加していろんな知識を身に付けていってください。
なお就職で大事なのは「その会社が何をやっているか」だけではありません。「その会社が将来も安泰か」「その会社が成長するか」も大事です。それを知るためには会社の数字の見方も知らなければなりません。
意欲が高く能力がある学生は必要な勉強を自らするものです。そういう学生は面接でもほとんど最初の会話で相手にそうとわかります。
新卒で入った会社というのは、たとえどんなに転職しようとも一生あなたの経歴について回りますから、しんどくても頑張ってください。
「自分の夢ではない仕事というのはすぐに辞めたくなってしまったりするのでしょうか」
とのことですが、「夢」は寝ているときに見るものです。
自分が興味があると思って始めた仕事でも辞めたくなるものです。
仕事が「夢」と言っている人は寝言を言っているようなものです。
それでも普通の人は仕事をしないと生活していくことができません。
だから、苦しいのだけれども仕方なく仕事をしているのです。
決して夢を実現するために仕事をしているのではありません。
あなたは心構えが違います。
仕事は苦しいものであると今の時点で覚悟して諦めましょう。
仕事は苦であるという心構えができたら、どういう仕事を選ぶかという視点も自ずと決まります。
その視点とは、できるだけ自分にとって苦しくない仕事を選ぶ、という視点です。
これは人によって異なります。
人間関係が苦手な人は営業の仕事や店長の仕事は向きません。
頭を使うことが苦手な人は頭脳労働には向きません。
文章を書くことが苦手な人は文章を書かなくてよい仕事を選ぶべきです。
体が弱い人は肉体労働は向きません。
単純労働が得意な人と苦手な人がいます。
どうしても人に頭を下げられない人もいます。
「苦手なことでも努力すれば克服できる」という人がいますが、仕事を選ぶときにこのような戯言を信じてはいけません。
極端な例を挙げます。
虚弱体質の人が力士になれますか。
無理です。
仕事を選ぶときにはできるだけ自分が苦手でないこと、興味がないことは避けるべきです。
「苦手なことを努力して克服する」のは、仕事を選んだ後の話です。
いったん仕事を選んだ後は我慢します。
どんなに向いている仕事でも天才でない限り苦しいものです。
苦しいからと言ってすぐに辞めるようでは先が思いやられます。
なぜなら、苦手でないはずの仕事を辞めたら他にできる仕事はないからです。
就職活動ではその会社の人がどのような仕事をしているのかを意識して尋ねましょう。
その会社における自分の将来を想像するのです。
その中で「もっともマシな仕事」を選ぶのです。
それが最善の方法だと私は思います。
まず、お菓子やゲームやおもちゃ業界のどの分野に興味があるのでしょう?
製造ラインや、販売(接客)営業・マークティング・マネージメント等
お菓子を食べるのが好き・ゲーム・おもちゃで遊ぶのが好きという意味でしょうか?
ゲームの中でCGに関わるジャンル
でグラフィックデザイナーをしたい。
ゲームのシステム開発をしたい。
等の具体的な内容を調べて、やってみたい。
と思ったものにちょうせんされてはいかがですか?
入社説明会があると思うので、
そこで質問されるのが一番分かりやすいと思います。
或いはハローワークなどでしらべたり、アドバイザーに聞くのもいいかもしれません。
今後の事は皆分からないですし、初めは誰でも不安ですが、入社後どれだけ頑張れるかだと思いますよ。
昇進したり、仕事がうまくいくと、やりがいを感じるようになるので。
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